大変遅くなりましたが、5月23日の大会にご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。6月開催の大会は
公認大会がショップ大会のみのため、非公認大会を開催いたしますので、ぜひご参加下さい。
さて、5月大会の優勝は、藍澤 双樹さんでした。改めておめでとうございました。ちなみに、上で書いた
6月開催の非公認大会は、藍澤さん主導で行う事にしていますので、そちらでもよろしくお願いいたします。
早速デッキの中身を見ていきますが、デッキ名からわかるように、あくまで基本は嫁デッキである。
誰が嫁かなんて言うまでもなく。嫁の比率が低いからと言って嫁デッキが成立しない…なんて事もない。
ただ、デッキ全体としては、前半〜中盤(脇役)でアドバンテージを稼ぐ事を狙った構築と見る。
序盤からカウンターを積極的に使い、相手の思い通りにさせない試合運びをよく見かけたというのもある。
プレイングとしては、「事件の予感 律子」が全体のキーカードとして機能する。デッキトップを見てしまえば
ドロー手段はあるし、トリガーが確認できるのでダメージ調整も容易。「I Want」を打ったが何が飛んたのか
わからないのでアタック順を考えないと…なんていう必要もないし、『集中』で落とす事だってできる。
序盤で「夢への一歩 涼」を確実に出すため&強化するにも使えるので、できれば初手で欲しいカードだ。
Lv1は「素直で前向き春香」と「“とつげき豆タンク”愛」。ここで投入数が少ないカードを持ってきておきたい。
そしてLv2になったらようやく嫁登場。『チェンジ』を使って徐々に攻め込むことで勝利を目指す。
終盤は「マルチアーティスト絵理」でもクロック回復して粘る事で、相手はやりにくさを感じるだろう。
特に回収手段こそ豊富にあるものの、投入している種類も多く、中〜上級者向けのデッキである。
アイマスの同人イベントなどで、このデッキと対戦して苦戦しているプロデューサーを多く見かけたが、
ここで公開してしまった事で(笑)、何らかのデッキ調整を加えてくることだろう。次のデッキにも期待だ。
デッキとは無関係だが、藍澤さんのすごいところは、ゲーム展開をほぼ全て覚えている事である。
何ターン目のどこでレベルが上がり、リフレッシュし、勝負が付いたか…という事まで覚えているのである。
私はそこまで頭が良くないので(笑)、せいぜいストックに流れたクライマックスの場所と枚数くらいしか
覚えられないが、その集中力と記憶力が最大の武器かもしれない。「ヴァイスは運ゲー」とよく言われるが、
カードゲームである以上、戦略的な要素は存在する。その活かし方はプレイヤー次第、というところか。
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