3月21日開催の大会に参加いただいた皆様、まずはお疲れ様でした。当初は予約人数が2月大会の
3分の2程度に留まり、強風の事もあって、盛り上がりに欠けるのではないかと心配していました。
しかし予想に反して22名の方に参加していただき、皆様にお楽しみいただくことができたと思います。
来月のご参加も、お待ちしております。しかしまさか「水谷 絵理」のサインが景品に出るとは(笑)。
本大会3連覇がかかっていた えぬしさんは残念ながら3回戦敗退。代わって優勝したのはヒラマさん。
使用していたデッキは緑軸タッチ赤青での構築だが、デッキ内のカードは全部で14種類しかないのが
大きなポイント。欲しいカードが手札に来やすく、その時々に狙っている事がやりやすい強みがある。
慣れてくると、デッキ内のカードの種類を増やして「あれもこれも…」という感じになってしまい、
入れたいカードが6〜70枚に増え、今度は何を削るか悩んで結局バランスが崩れた…となるものだが、
トライアルデッキがそうであるように、やりたい事を極力絞ってデッキを組む方が戦いやすいもの。
完全な初心者向けデッキという訳でもないが、初心者の方には参考になる部分があるはずだ。
デッキのタイプとしては、(最近多く見られる)高いパワーを活かした典型的なビートダウン型。
アイマスにおける緑の使い方というのは、このコーナーを含めて各所で散々語られているので
特に新しく書くことは無いが、このデッキもその例外に漏れることなく、ある意味 基本に忠実である。
ここからデッキを改造するならば、やはり何らかの応援・それに類する能力を持ったカードを採用したい。
カウンターも「寄り道」4枚のみだが、定番の「正義の味方響」を1〜2枚刺すといったことが考えられる。
…というところで思うことは無いだろうか。そういうデッキを作ってしまうと、結局そこら辺でよく見かける
緑軸のアイマスデッキとなんら変わらなくなってしまうのである。それを否定する訳ではないが、
今回のデッキのように、よく見る中にもプレイヤー、もとい プロデューサーの個性が光るデッキを作ると、
皆さんのヴァイスシュヴァルツも楽しくなるだろう。デッキ構築に、たった1つの正解なんてないのだから。
今回も緑が軸のデッキが優勝したが、今大会は過去に比べて黄を主軸としたデッキが多く見られた。
私自身が、前回・前々回共に「黄がやや少ない」と騒いでいた(笑)ことも影響しているのだろうか。
そうなっているのならば、私も黄を主体としたデッキを組み、次回以降の大会を盛り上げたいと思う。 |