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ヴァイスシュヴァルツ Gamerfuji的デッキ構築
 
第6回・スタンダードを組んでみる(ネオスタンダード補強)
2010年9月10日公開 デッキレシピ  ネオスタンダード時  スタンダード時
 
 随分と久々の更新になってしまいました。本来の予定としては、6月にハイタッチカップをやったときに
自分が組んだデッキを公開しようかな…と考えてはいたものの、そもそも自分は参加者にならず、
加えて自分が組んだ型(「動物大好き響」による「ハイタッチやよい」の早出し)が何人かと被ったため、
ここで紹介する理由がなくなってしまったので(笑)、新たなネタ探しのために時間をいただきました。

 その新しいネタは、スタンダードも組んでみようよ…というものである。gradefujiHPG主催大会では、
「THE IDOLM@STER」限定大会を行っている関係で、アイマスデッキしかない…という方も少なくない。
もちろんそれもヴァイスの楽しみ方のひとつだが、今回は他のタイトルのカードプールを知る意味も込めて
敢えてスタンダードのデッキを組んでみたいと思う。一応、スタンダードのデッキの紹介は3回目だが。

 スタンダードの考え方は様々。8月の全国決勝でも使用率が高かった「小川で遊ぼう!」と「虚無のルイズ」
による手札アドを稼ぐ事が目的のデッキもあるし、このコーナーでも取り上げた「ルガールデッキ」もそう。
ただ、そんなデッキを紹介してもあまり面白くないと感じる方が多そうなので(笑)、ひとつの提案として
アイマスデッキを少し改造して、更に使いやすく・強くしてみよう…というコンセプトでやってみたい。

 デッキレシピはネオスタンダード版・スタンダード版の2つ用意しました。カードを数枚入れ替えるだけで
スタンダードにもできるし、ネオスタンダードにもできる…という形。くれぐれも、ネオスタンダードの大会で
うっかりスタンダード状態のまま参加しようとしてでマッチロス…なんて事がないように注意しよう(笑)。

 アイマスデッキの場合、真っ先に着目するのは《音楽》。参戦タイトルの絡みもあり、《魔法》などと並んで
カードプールが多いのは言うまでもない。その中でスタンダード時に採用したのは、リトバスの「唯湖」2種。
もともと打点調整などを考慮せず、また相手を直接妨害する系の能力が少ないデッキ構成である事、
また、最近増えてきた“Lv1・コスト1・トリガーなし”の高パワーカードを相手にするには、パワー的に残念な
Lv1帯である事を踏まえ、その辺りの対策をした。ネオスタンダードの場合、「如月 千早」もアリではある。

 「水着の沙耶」に関しては、ひとつ目の永続能力が「癒し系あずさ」と同じ。着眼点は2つ目の起動能力。
1コスト払ってパワー+1000か、レストでパワー+500の選択を迫られる事になるが、このデッキの場合は
少しストックが溜めにくい。例ではあるが、ストックの手前2枚がクライマックス…という状況でもない限り
中盤までコストはできるだけ払いたくない。となると、自ターン時の「癒し系あずさ」はただの置き物になる。
それじゃもったいないから、自ターン時にも活躍の場を与えてあげたいよね…と考えての採用である。

 もっとも、「水着の沙耶」では特徴が合わないが、特徴を参照する場面でも「素直で前向き春香」や
「天才シンガー千早」で持ってくるカードにはなり得ないし、「ボイスレッスン」で『アンコール』を与えるという
状況も相当レアケースだろうから問題はない。そもそも俺が何とかして使いたかったカードである(笑)。
「浮世離れ貴音」あたりでも…という意見もあるだろうが、色の兼ね合いもあるし、パワーパンプが
舞台の両端にいるキャラに対して+1000できる可能性を考えれば、こちらでも悪くはないだろう。

 上では自分が使うデッキの改造案を提示したが、他のアイマスデッキでも改造案を挙げてみよう。
 緑を使っているなら「ダ・カーポ」の出番。「パジャマのことり」は流行の“Lv1・コスト1・トリガーなし”バニラ。
Lv1の助太刀に「白河 ななか」を採用すれば、使い回し可能な「寄り道」になる可能性を持っている。
 青も「ダ・カーポ」の「“3バカ”杉並&義之&渉」が「方向音痴あずさ」に似た動きができるし、
思い出にいけば「“雪月花”小恋&杏&茜」が、強化版「如月 千早」みたいな感じに。コストはかかるが。

 赤からはリトバスの「唯湖&葉留佳」。赤の《音楽》持ちで唯一のLv2助太刀であるのがポイントだが、
このカードの『助太刀』使用時に追加コストを払えば、相手のデッキトップをいじることができる。
 黄だとリトバスの「“おねーさん”唯湖」が面白そう。対応クライマックスは、いわゆるソウル+2である。
ブースターパック「Angel Beats!&クドわふたー」次第という向きが強いが、トライアルデッキに収録の
「カリスマボーカル 岩沢」と「ガルデモのリーダー 岩沢」はアイマスデッキに合わせれば十分活躍可能。

 こんな感じで、別のタイトルに目を向ければまだまだカードは出てくるのである。ここで紹介したカードは
言うまでもないがほんの一例でしかないので、詳しくは公式サイトなどで探してみてほしい。
スタンダード大会は全体的に減少傾向であるが、8月の全国決勝みたく、時として行われる事があるので、
そのときに備えて、こういった組み方もある…ということを覚えておいてもらえると、ありがたいものである。