Gamerfuji的デッキ構築
第3回
涼と夢子に大仕事を
やってもらうデッキ
しかし、このデッキにはいくらか……というより結構多くの弱点を抱えている。具体例を挙げると、
■バウンス・除去系全般
何らかの理由で涼夢が舞台から消えると、せっかく積み上げたマーカーが一発で吹き飛んでしまう。
「主人公&タナトス」「封ずる者 庵」等のCXシナジーや、「スタ→トスタ→」等にあるリターンアイコン。または「ひどすぎる完二ちゃん」「意地っ張り由夢」などの能力が挙げられる。
しかし、これらは「“前向きマジック”小毬」の応援を付けてあげる事で、とりあえず対策は可能。但し、前向きマジックが舞台から除かれた後にやられた場合はどうしようもない。「水着の和泉子」あたりは特に注意したい。
■そもそもキャラが出ない
Lv0のうちは特に悩まされる。相手に黄が含まれる場合は「“前向きマジック”小毬」を後列に置きたいし、
涼夢が手札に来ない場合は「高槻 やよい」「研究熱心 律子」で引っ張ってこないといけない。
となると、どうしてもLv0でのアタックが手薄になりがち。涼夢の特性上、こちらが先にレベルアップした方がいいので、ある意味 理に適ってはいるのだが、ここで1レベル分(クロック7枚)以上の差が付いてしまうと大変。
また、イベントが多いので、涼夢を上手く強化できなかった場合のリカバリーも相当厳しいものとなる。欲しいカード(クライマックス含む)がマーカーとなり、圧殺以外で取り出せない可能性があるのも厄介。
■足立で相討ち
最大のメタカードその1、ペルソナ4より「署内一の頭脳派 足立」。
涼夢のマーカーが3枚以上たまって軌道に乗ってきた…と思った瞬間に、相手は1コストでこのカードを出し、相討ちをとる事で形勢逆転。また、相討ち関係は前向きマジックで守ることができないため、相手が出してきたら諦めるしかない。
一応、筆者がよく行くお店の大会ではあまり見かけないので、地域やその時々の環境によるだろうか。