ダビスタにおける基礎知識
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レースについて
ダビスタでは、基本的にレースは見るだけ。アクションゲームではないし、ジョッキー視点で進むゲームでもないのでただ見るだけ。レースシーンをスキップする事ができなければショートカットもない。
ただゲームを進めるという観点で言えば、全く必要のない工程ではあるのだが、そもそもこれは競馬のゲームであることを忘れてはいけない。競馬場でのレースがなければ競馬ゲームとして成立しない…という事くらいは理解できるだろう。
そんな事はともかく、最近のダビスタでは、とにかく逃げ馬が不利。もう少し細かく言うなら、最終コーナーを先頭で回ってきた馬の勝率が異常に低い。その辺のプログラムがどうなっているかという話はわからないが、ゲーム内であっても、相当の能力差がない限り4角先頭で押し切るのは至難の業。ま、現実の競馬でもそうなんだけど…。
あと、イレ込んで引っかかるようだと、その時点でスタミナをロスしてしまうため、直線で差し切る前に逆噴射(あるいは後方のままゴール)…という事になってしまう。あ、一応書いておくと
"逆噴射"
の意味がわからないようだと、ダビスタをやる資格がないくらいの用語(?)なので、知らない人はゲームをやるなどして調べておくように。
というか、イレ込んでいる時点でそのレース中に限り、能力面においてマイナスの補正がかけられている気がする。イレ込む要因は単純に気性難であるのもひとつだけど、弱いのにGTに出走したときとかでも出るようなそうじゃないような…。
それも、リセットして同じレースに出走させ直すと、毎回パドックでの状態から違うというのがまた…。同じような状態であっても印の付きも違うし。結構謎が多いゲームだから仕方ないのかもしれませんが。
唯一プレイヤーがレースで介入できる点は、騎手への指示。ただ、特にDS版は騎手が指示を無視して走らせてしまう。単にイレ込んでいたために引っかかって前に行ったというのは仕方ないにしても、差しの指示をしたのにハナを切ってるとか、もうね…。
そういうことを防ぎたいのなら、ライバル馬をマークする指示を与えるといい。差しにしたいなら脚質が差しの馬をマークさせる…という具合。そうすると、割とちゃんと指示を聞いてくれる。ただ、マークを指示した馬が出遅れてしまうと、その馬に合わせてガーッと後方まで下げてしまうのが難点。騎手頭悪すぎだけどそれがゲームの仕様なんです。
デメリットがあるのは仕方ないが、マークを使うのは有効。ではどういう指示を出せばいいがだが、これはその馬の能力・枠順・相手関係によって調整するといい。
DS版の場合は、ラチ沿いを回った馬と、ラチから3〜4頭目の位置を回った馬とで、特にコーナーを回っているときに位置取りの差が出やすくなっている。
例を出すと、内枠に入ってそのまま内ラチ沿いを回っていると、いつの間にか差しの(馬をマークする)指示を出したはずなのに先頭に立っている…なんて事がある。特に自分の馬の能力が(そのレースの相手関係内において)高い場合に起きやすい。追込のはずのディープインパクトが道中で中団までポジションを上げている光景が頻繁に見られるのは、能力による部分が大きいと考えていいだろう。
ここまでの話を含めて考えると、以下のような作戦指示が有効ではないかと考えられないだろうか。
・自分の馬の能力がメンバー間の比較で高い場合…内枠なら追込(の馬をマーク)、真ん中から外の枠なら差し(の馬をマーク)
・自分の馬の能力がメンバー間の比較で低い場合…内枠なら差し(の馬をマーク)、真ん中から辺りなら先行(の馬をマーク)、外枠なら逃げ(の馬をマーク)
相手関係やライバル馬の枠順・脚質によっては多少の誤差が発生するが、ある程度の参考になれば幸いである。
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